2012.9.20発行

特集
■押入換気扇 除湿剤との比較実験報告書
■結露対策としての小屋裏換気
■床下換気&小屋裏換気マンガチラシ活用で素早く、幅広くPRをしませんか
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□当社セキュリティシステムによる効果事例

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2012年 第35号SEIHOオフィシャルニュースレター 2012年 第35号

HISTORY OF S ~SEIHO小史~

7k8o.jpgSEIHO小史 わが人生七転八起第35回 新商品「パーソナル・フレッシュ」と
「ドライ・ウインド」


 平成七年春、二つの新商品を世に出す。どちらも省エネタイプの家庭商品。この本が出版されるころには売り出されており、きっと拍手で迎えられるものと確信する。

 まず新商品のひとつは、浴室除湿乾燥機「ドライ・ウインド」。家でいちばんに傷むのは、やっぱり湿気の多い浴室である。浴室の湿気対策のために、「ドライ・ウインド」は開発された。

 「ドライ・ウインド」は、小型コンプレッサーを内蔵、その名のとおり、除湿機能湿気を取り去る。これがあれば、浴室を乾燥室に変えることができる。家族が風呂を使ったあと、「ドライ・ウインド」のパワフル乾燥にスイッチを入れておけば、朝までに洗濯物は乾いている。洗濯物の干し場に困る現代の住環境にはもってこいの商品だ。

 真冬の寒いとき、風呂を使う前にスイッチを「オン」にしておけば、すぐに浴室はポカポカ。こんな芸当もできる。お年寄りのいる家庭には、喜ばれること請け合いだ。

 しかも家も傷まないし、カビをシャットアウトできる。形もコンパクトサイズで、重さ一〇キロ。浴室のコーナーの壁に簡単に取りつけられる。別売りの棚を利用すると、棚の上に設置することもできる。一六万円程度で発売する。

 もうひとつの新製品は持ち運び自由のポータブルエアコン「パーソナル・フレッシュ」。移動できるエアコンはかつてなかった。それだけでも画期的な商品といえる。高さ四三センチ、幅四〇センチ、奥行き二二センチのコンパクトサイズだから、台所でも、勉強部屋にでも必要な場所に、簡単に持ち運びできる。夏は蓄冷剤の冷気を送るから、スポット冷房ができる。全体が冷え過ぎて身体をこわすこともない。

 温風はセラミックヒーターで強弱二段切り替えができる。これも身体に優しい。いちばんの売りものは経済性。冷風で毎日五時間使っても月の電気代は二〇〇円程度。温風が三〇〇〇円から三五〇〇円どまり。それで五万九八〇〇円という手頃な値段だ。

 「ドライ・ウインド」は住宅の湿気対策を追究する当社の独自の発想から生まれた。一万の「パーソナル・フレッシュ」は、冷凍食品や冷蔵庫の普及から、あまり使われなくなった氷の利用法を考えた町の発明家のアイデアからヒントを得た。氷を利用した冷風機はすでに商品化されている。そこで湿気を放出しない蓄冷剤を思いついたという訳だ。

 どちらも床下換気扇「風太郎」に次ぐ商品になることを確信している。

 今後とも自由な発想で新製品を世に出していきたい。大企業は量産という最大の『アキレス腱』をもっている。組織は肥大化すると、必ず弊害が出てくる。そのことは、私は体験的によく知っている。中小企業は中小企業なりに生きていける道がある。大企業が手を出せない分野、その隙間を狙って、今後とも企業展開をしていきたい。